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移住先で家を建てる 建築メーカーの探し方①

家を新築するにあたって、どこに発注するか、難しい選択です。

家を建てるという経験は、一生で何回もあるものではありません。
普通は、1回ぽっきりですよね、よほどお金持ちでない限り。

御代田に土地を買って、それから建築を頼むところをさがし始めました。
その頃は、自由設計を選べば、どこの頼んでも、多少は得意不得意や、売りの工法があるとしても、そんなに全く違う結果になることはないだろうと思っていました。
大きくは、ログハウスか、在来工法か、鉄筋か、パネル工法かといった基本的な種類はあります。
最初、近所にあるモデルハウス場に行って、いくつか相談してみました。
次に、地元の建築会社のほうが、その地域の気候などを踏まえて建ててくれるかもしれない(家選びの本などにそういうアドバイスが書いてあったので)と思い、軽井沢や佐久のモデルハウス場をめぐりました。

一度、モデルハウスで相談すると、激しく営業をかけてくるだろうと想像していましたが、そうでもありませんでした。
多分、ひやかしが多いから、いちいち対応してられないのでしょう。
こいつは、本気で買ってくれそうだと見込んだ場合のみ、少し頑張って売り込みに来るようです。
また、たまたまついた営業マンのキャラによります。

建築技術などに詳しい営業マンは、まあ、まずいません。
その会社の売りを説明するのがやっとで、よく知らないものだから、質問すると、かなりテキトーなことを言ったりします。
キャラで、何でもできます的な営業と、限定的にそこのやり方を通す営業と、最初から営業だから設計士に聞かないと答えられませんというぺいぺい営業と、そんなところでしょう。

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有名メーカーの分譲建売を買うのは、少し安上がりで、失敗は少ないと思います。
土地の分譲とセットの場合が多く、安全を好むタイプであれば、手間がかからない。
多少のアレンジは可能で、設備は推奨からセレクト。
しかし、選べる範囲は限定的です。

私は、いくつかの構想を持っていたので、分譲建築は不適格でした。
その一部、
①薪ストーブ
②吹き抜け
③最新の設備(トイレ、風呂、キッチン)
④少し凝った照明
⑤キャットウォーク
などです。
薪ストーブが難しいというハウスメーカーが結構、ありました。
キャットウォークは、土地探しの時に、たまたま見たモデルハウスにあって、すごく気にいったのです。
しかし、これに普通に対応するハウスメーカーはほとんどありませんでした。
強度設計の問題で、やたら幅広なら可能、でもそれじゃキャットウォークとは言えないよ、と、最終的には断念しました。

大量発注するからでしょうが、③最新の設備(トイレ、風呂、キッチン)も出来ないところがありました。
推奨設備意外だと、設計が対応困難になるからだと思います。
対応するけど、値段が跳ね上がったりします。
自由設計をうたっているところでも、そうです。
どこが自由設計だよ、と言ってやりたくなるレベルです。

もしかしたら、設計事務所にオーダーするのが、一番、理想に近い家を建てられたかもしれません。
その場合、設計事務所に、建築費用の10%以上の設計・監督料を払うことになります。
3000万の建築費だとすると、最低でも3300万払うことになります。
ハウスメーカーに頼んだとしても、名目にはなくても、それに相当する請求になるらしいけど。